【投稿キャラクター(最終決戦)】


 


No.025

クラネリッタの世界

 



チーム名:クラネリッタの世界
リーダー:クラネリッタの箱
HP:4
AP:4
行動:NSS

LP:2
仲間2:オルゴール 4/NNNSSB
指示4:ターン>4、交代>オルゴール



むかしむかしあるところに、一人の美しい女が居ました。
神様は、彼女に一つの箱を授けて言いました。
その箱は、アレな箱なので、決して開けてはいけないよ。
しかし結局、女は好奇心に負け、その箱を開けてしまいます。
開いた箱からは色々な災いが飛び出してきて、この世は災いまみれになってしまいました。
けれど、女が慌てて箱を閉めたので、「未来を知る」という災いだけは箱から出られませんでした。
おかげで人々は可能性を失うことなく生きていけましたとさ。

そういった一切合切と何の関係も無く、ただ、そこにある、箱。



前提α:
おはよう、気分はどう?
ここはわたしのわたしによるわたしのための世界。
そしてあなたは、わたしの大切な子供。
でもね、あなたはまだ、ここには居ないの。
まだ、幻想であって、現実ではない。
だから、あなたは旅立たなければいけない。
何度も滅びと再生を繰り返し、いくつもの幻想をまとって、たくさんの人に認識してもらいなさい。
そうすれば、あなたも、誰かがあなたに見た幻想も、いつか現実になるはずだから。
嘘? 嘘だって?
嘘なんかつくわけないじゃない。
ましてや間違いでもあり得ない。
だって、わたしが間違ったことなんて過去にしかないもの。
未来においてわたしが間違った確率はいまだゼロ。虚無。
つまりこれから訪れる全ての瞬間においてわたしが正しいことは演繹的に明らかなのよ。
だから、さあ。
いってらっしゃい、『私のかわいい子供(マイボックス)』。


結末ω:
そしてまた、一人の少女が箱に触れる。
今までその箱に触れてきた4人の少女たちと同じように。
ただし今度の少女は、四肢に不自由が無く、更に、人並みの好奇心を持っていた。
だから、結果として、箱は開かれて。

最後の滅びが始まる。



プレイヤー:tokuna


 


No.104

沈む剣師

 



チーム名:沈む剣師
リーダー:黒髪
HP:5
AP:3
行動:SB

LP:2
指示1:ターン>1、Eアクター>N、置換>黒髪>2
指示2:ターン>2、Eアクター>W、待機>黒髪



027
僕は罪人となって、赤い船に入れられた剣師だ。
とある開拓地、そこにある村を魔法のアイテムで破壊したという罪に問われた。
指揮を取る翼の乙女のもとで、罪人たちは戦わなければならなかった。
僕は盾の剣を手にした。

047
赤い船は、大きな音を立てて爆発した。
戦っている最中、僕は盾の剣とともに海へ落ちた。
何とか助かったようだが、盾の剣はなくしてしまった。
その代わりに、僕は魔法の盾を張った。
爆発や戦いで傷つき、海へと沈み、多くの罪人が命を落とした。
ただの罪人にしか過ぎない僕は魔力の限り、戦うことしかできなかった。

104
戦場での罪人の戦いは、まだ続いていた。
魔力と盾の両方を失った僕を救ったのは、黒髪と呼ばれたマネーエージェントだった。
黒髪は自分の代わりにイベントに出てほしいと、僕に頼んだ。
そのイベントとは…最後に生き残った罪人を当てる賭けだった。
賭けに勝てば、たくさんのお金をもらうことができる。
僕は転送され、海から離れたビルでその戦いを見守った。
黒髪は、僕が破壊したあの開拓地に寄付すると言っていた。
よく分からないが、黒髪は僕のことを利用しようとしていたのではないか。
そして僕もまた、黒髪を利用しなければならなかった。
僕は黒髪に化けた。
本当に都合の良い話だった。

178
赤い船は、海の上から姿を消した。
僕は、勝ち残った最後の罪人に賭けていた。
大きな額のお金が手に入ったが、すぐに黒髪の元へ送られた。
仕事の終わった僕はビルを出て、海へと向かった。

流れ着いた罪人が、砂の上に座っていた。
「それ」は人ではなく…魔法の箱だった。
その箱からは強い魔力を感じた。

最後の罪人は、まだ出ていない。
誰かがそう呼んでいる。
それは、あの翼の乙女か。
それとも、目の前の箱の中身か。

海へと沈んでゆくイメージが浮き出てきた。
僕は盾とも剣ともつかない魔法を構えた。



プレイヤー:s_sen
URL  :http://www.geocities.jp/s_sennin1217/index.html